2016年 04月 27日
森田童子の歌声。 |
彼女の突き抜ける歌声は、吐息と共に発せられるが
透明で美しい。
他の誰にもかわりになるものはない。
いつもよく私は彼女の曲をかけているので、4年生の女の子は好きになったらしい。
1番有名な「僕たちのしっぱい」
次に有名な「さよなら 僕の友達」
先日、この曲もいいわよ!と聴かせた。
地平線
地平線の向こうには お母さんと同じ優しさがある
だから僕は いつも
地平線の向こうで 死にたいと 思います
最後までじっと聴いていたチビは、終わって言った。
少し悲しい歌だね、と。
そう悲しい歌だよ と応えた。
4歳の頃からクラシックばかり弾いているので
私はいつも色んな曲を聴かせる。
他のジャンルを理解してこそ、クラシックがわかるのだと思っているから。
今流行りの新しい曲も、昔流行った曲も。
EXILEもパーフェクトヒューマンも。
そして、なにが一番好き?と4年生の女の子にたずねた。
森田童子、と言った。
このチビは小さいけど何でもすぐ出来る。
バイオリンもピアノも運動も歌も、ダンスも
すぐに覚えて、かなり上手にこなす。
オマケに掃除の仕方のコツを私が手取り足取り教えたので拭き掃除がかなり上手。
それだけ上手だと、大きくなったらそれを仕事にしたらいいよと私は言う。
そうかなぁ、注文くるかしら?と心配顔。
ピカピカに掃除して、最後に一曲、バイオリンでモーツァルトでも弾いたら?と言うと
それで生活できるかしらと現実的。
横道にそれましたが、森田童子はもう市井の人らしい。
そして、私が思うのはこの中央線沿いが生活圏のような気がする。
吉祥寺、荻窪、高円寺、など。
いつもサングラスだったので顔はわからなかった。
同年代を生きた者として、彼女がこの辺りで
とても幸せに生きているのを願ってます。
4年生の孫娘が時々言います。
ばあば、体操教室に良くいくけど、もしかしたら森田童子さんも来てるのかもしれないとかおもってるんでしょ?って。
そう、その通り。
この辺りに彼女は元気でいて欲しい。
時々、あの突き抜けた声で歌ったりしてるのかなぁ。
by memmon
| 2016-04-27 14:49
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